文化団体活動助成

中央区交響楽団 創立30周年記念演奏会・2024冬のコンサート

団体名 中央区交響楽団
概要  平成6年にアマチュア・オーケストラとして設立されて以来、区立社会教育会館等を拠点に、地域に根ざしたアマチュア・オーケストラとして演奏活動を継続的に行っている。日頃の活動の成果を発表する機会を定期的に設け、区民がクラシック音楽に気楽に触れられる鑑賞の機会を広く提供している。
また、下記①の演奏会では、地元の小学校を卒業し、海外で研鑽を積む若手演奏家をソリストとして招聘し、②のコンサートでは、「アメリカ」をテーマとした馴染みのある曲目を楽しんでいただき、楽団として30年の活動で培った多様な音楽性をお届けする。今後も長期的に挑戦的な選曲を行うことにより、演奏技術の向上を目指し、一層充実した音楽活動へとつなげていく。
実施時期  ①創立30周年記念演奏会  2024年5月26日(日)  ②2024冬のコンサート  2024年11月10日(日)
実施場所 第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内)

(注)実施時期・場所については、変更になることがあります。

総合評価

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評価

目的 区民にクラシック音楽に気楽に触れていただく鑑賞の機会を広く提供するとともに、団員の意識高揚と今後の活動意欲を促進し、より質の高い演奏を目指す。
内容
平成6年にアマチュア・オーケストラの無かった中央区を活動拠点に設立された団体である。以来、「楽しみ、親しまれるオーケストラとして地域に根ざした演奏活動」を重ねており、日頃の活動成果を発表する定期的な機会として春の定期演奏会や冬のコンサート活動などを開催している。

創立30周年記念演奏会では、佃島小学校出身で、海外で活躍中のピアニスト奥井紫麻氏を招聘した。世界的レベルの演奏に楽団員も刺激を受けるとともに、若い世代にクラシック・管弦楽に親しんでもらう絶好の機会となった。

また、下記①の演奏会では、バッハ、ラフマニノフ、エルガーの作品を取り上げ、また、②のコンサートではバーンスタイン、ガーシュイン、ドヴォルザークの有名曲を演奏し、幅広いプログラムを楽しんでいただいた。

 

実施日及び会場等

〈主な事業〉

(1) 第30回記念演奏会  令和6年5月26日(日)

第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内)、出演者・スタッフ 93名

観客数 544名

(2) 2024冬のコンサート  令和6年11月10日(日)

第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内)、出演者・スタッフ 87名

観客数 517名

事業経費 ¥2,833,239(補助金:¥400,000)

審査会の評価
・これまでも、クラシックコンサートには珍しく、未就学児(一人で座って鑑賞出来る幼児のみ。)のためにホール1階席後方を優先席とするなど、地域に開かれた演奏会のあり方は評価できる。また、ライブ配信といった来場が難しい人への配慮についても評価できる。

・ 30周年の記念公演では佃島小学校卒業生の世界的ピアニストとの共演もあり、若い世代にクラシック音楽を身近に親しんでもらうための絶好の機会となった。引き続き定期的な団員募集や演奏技術のさらなる向上などに努めるとともに、効果的な広報宣伝活動にも取り組み、今後とも活動を一層充実・発展されることを期待する。

2024冬のコンサート パンフレット表紙

創立30周年記念講演会